いよいよ舞台の幕開けです

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プログラムによると最初の演目は「In the middle, somewhat elevated」

こちらを生の舞台で見るのは初めてでした。

ギエムのドキュメンタリーフィルムの中で一度見て、衝撃を受けた作品です。

フォーサイスの作品で超絶技巧を駆使した音楽も難解な

ドキドキするような作品です。

こちらは東京バレエ団の精鋭たちが素晴しい踊りを見せてくれました。

踊りが終わったあとに、ブラボー!!がそこかしこから聞こえました。

東京バレエ団としても初演だそうです。

次に「Dream Time」これは観るのも聞くのも初めてでした。

イリ・キリアンと武満徹がオーストラリアを旅し、

アボリジニの踊りからインスパイアされて生まれた作品。

舞台が岩と流れ落ちるような水のようなセッティングで惹き付けられます。

東京バレエ団のベテランダンサーが現れて、心が躍りました。

だいぶメンバーが変わっているけれど

良く知っているダンサーの姿を確認すると嬉しいものです。

音楽も武満氏のものでなんだか異世界に入ってしまったような

不思議な感覚に陥りました。

ここで休憩が入ります。

パンフレットを購入していなかったのでロビーへ移動しました。

皆さん紅潮した面持ちです。

いよいよギエムが現れることもありますが、これまでの2作品、

どちらも素晴しかったのもありますね。

パンフレット売り場でちょっとハプニング。

右肩にかけているバッグの中にお財布が入っていないのです。

焦ります。探してもありません。

左脇に違和感を感じて、見ると自分の長財布を挟んだ状態でした!!

かなりきてます、自分。

売り場から少し離れたところで良かった。本当に恥ずかしい。

ほっとしてパンフレットを購入し、席に戻りました。

嫌な汗をかきました。
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DANCE MAGAZINE (ダンスマガジン) 2014年 11月号 シルヴィ・ギエム「ボレロ」[雑誌]

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いよいよギエムです。

「テクネ」は一昨年ギエムと来日公演を行ったアクラム・カーンの振付けです。

こちらも初めて。胸が高鳴ります。

舞台上に木のオブジェ。

バックにはパーカッショニスト、ビートボックス、

ヴァイオリンの奏者が並んで演奏。

これが又面白い。他民族的な音?でも心地よい。

ギエム登場。手足の長い虫のような動き。

要らないもの全部を削ぎ落としたような感じ。

目でギエムの動きを追い続けて、感じます。

鞭のようなしなやかさからまた違うところへいったような進化をしています。

圧倒されました。音楽、ステージ、最高でした。ブラボー!ブラボー!

次、「Duo2015」こちらは男性ダンサー2人。

こちらもフォーサイス。

ふたりのダンサーによって組み立てられた時計のような作品と

解説には書いてありました。どこか滑稽な動き。

音楽はほとんどなく、音が時々鳴り、それに合わせて二人が瞬時に動きます。

一瞬、ギエムもこの二人の中に入って、直ぐ出て行きました。

ユニークで目を離せない作品でした。

そして「Here&After」こちらの振付・演出はラッセル・マリファント。

彼がギエムと過去に作った作品や一緒に過ごした経験に敬意を表し、

女性二人の作品にしたとありました。

相手の女性はミラノ・スカラ座のエマヌエラ・モンタナ―リ。

小気味よい動き、共鳴、隙がひとときもない。緊迫感さえ感じました。

これも素敵な作品でした。

ブラボー!

ここでまたブレイクがあり

いよいよ最後の演目です。終わらないで〜っていつも心で叫んでしまう、

ギエムの舞台。

ラスト、「Bye」振付けはマッツ・エック。

〜女は部屋へ入る。しばらくした後、彼女はそこから離れる準備ができている。

他に加わる準備ができている。〜

とありました。

音楽はピアノソナタ第32番Op.111第二楽章。

ベートーヴェンの最後のピアノソナタでした。

この音楽が奏で始められた時から、もう、ぐっときてしまいました。

映像が上手に使われていて、あっと思う仕掛けがあって非常に面白く、

ずっと続いて欲しい気持になりました。

後半にかけて涙があふれ、鼻をすすり、もう、どうにもなりません。

こんなに泣いた舞台は初めてのこと。しかもバレエで。

最上のブラボー!でした。恰幅のいい紳士も目頭を押さえているのも目撃。

そう、泣いてしまうんです。

ああ、終わってしまった。

最後はカーテンコールにギエムが何度も何度も応えてくれて、

拍手が鳴り止みませんでした。

ホールが素晴しい熱気と優しさと感謝にあふれた空間に

なっていたように思いました。

書いている今も思い出して涙が出ます。ギエム、本当にありがとう。

忘れてはならないギエムが34年で築き上げてきた東京バレエとの絆も。

素晴しい舞台をありがとう。

長くなりましたが、昨日の舞台の感想でした。

このあとに起きたありがたいやり取りはまた次に!

引っ張るね〜。

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