ここ何年か電線を上手に綱渡りしているハクビシンを見かけたり、

夜間に玄関先で遭遇したりはあったものの、最近はとんと姿は見かけません。

が、しかし、バルコニーの突き出ている雨樋に通じる場所に

いつも排泄していくハクビシンがいるようで・・・。

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フンの始末をする私はなんとも複雑な気持ち。

片付けた後に漂白剤をかけるとしばらくは来ないんですが、

またのぞいてみるとしっかりそこには形跡が残っています。

フンの中はたくさんの種子が混じっています。

これは銀杏でしょうか?

汚れたしっぽの後も残っています。
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以前はお母さん(と思われる)と兄弟(こちらも勝手にそう思っている)

ハクビシンがそろってバルコニーにいたのも見つけたものですが、この頃姿はおさえられません。

家の前には幼稚園があり、電線を伝って上手に移動して、

屋根の間に入っていくのを目撃しました。

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それを幼稚園側に伝えると、夕方から屋根裏が騒がしくなるということで、

大工さんを呼んで、侵入されていた穴も塞ぎ、それ以降は物音もしなくなったそうです。

建物の中に一旦入ると大変だそうです。

糞尿の悪臭が酷いとか、天井にシミが広がるとか。

調べてみると駆除の対象のようですが、性質は悪く無い生き物のようです。

家屋への侵入を防ぐことが大事ですね。昨今の住む人がいなくなった住居などはかっこうの住処になるようです。

顔は何とも愛らしく、思わずルールルルルと呼び寄せたくなってしまうのですが、

住宅街や都会での共存は厳しいでしょうね〜。

はくびしん

ハクビシン(白鼻芯、白鼻心、台湾語:ペッピーシム pe̍h-phīⁿ-sim、中国語:果子狸 クオツリー、guǒzilǐ。学名:Paguma larvata)は、ネコ目(食肉目)ジャコウネコ科に属する動物である。その名の通り、額から鼻にかけて白い線があることが特徴である。
日本に生息する唯一のジャコウネコ科の哺乳類で、外来種と考えられている。
植物食中心の雑食性で、果実、種子、小動物、鳥、鳥の卵などを食べる。中でも果実を好む。熟した果実や野菜などを見つけると毎夜同じ路を辿って侵入するので、獣道が形成される。木登りが得意である。樹洞、タヌキなどの動物が使い古した巣穴などを棲みかにする。民家の床下・屋根裏などに棲み着くこともある。夜行性で、昼間は住処に潜んでいる。電線を使って移動することもある。
年に1回出産し、出産する季節に決まりはないが、夏から秋にかけて多く産む傾向がある。 妊娠期間は2ヶ月で、2-3頭を出産する。子供を産む年齢は生後10ヶ月以降。飼育個体の最高年齢は24才。
母子を中心とした家族で生活しており、10 – 20頭程度の群れを作ることもある。この群れは複数の家族による共同体と考えられる。
-wikipedia