カリカリ梅

子供を学校に送り出してから、NHKのあさイチを何となく見ているのがもう、

数年の日課のようになっています。

昨日は梅の特集でした。

梅の効用、すごいです。私は酸っぱいしょっぱい梅が食べられなくて、南高梅ばかりでしたが、

やはりぶるりと震えるくらい酸っぱい梅がいいそうですね〜。

今日の特集で紹介されたお醤油がわりに使える「いり酒」が白身の魚と相性抜群とか。

やってみたいと思いました。

祖母は梅ジュースを毎夏作ってくれて、子供の頃から夏バテ知らず。

お腹も壊したことがなかったことを思い出しました。

北海道は梅の仕事が関東より1ヶ月遅れでした。

ちょうど、夏休みに帰省中、梅拾いをさせられ、それから仕込んでおりましたので。

昔から「梅は三毒を断ち、その日の難を逃れる」といい、

朝夕に梅干しを1個食べれば健康を保てるといわれてきました。

日本に現存する最古の医学書である平安中期の「医心方(いしんぼう)」で、

「梅干し」の効用が取り上げられています。

鎌倉時代以降、実の多くは梅干しとして食用にされ、

戦国時代は薬効のある携帯食としても重宝したようです。

江戸時代には、庶民の食卓にも登場するようになりました。

青梅は種に有害な成分が含まれているので、生では食べられず、梅酒などにします。

梅干しや煮梅などを作るなら、熟した実を使います。
(暮らし歳時記より)

もう、いいことづくめですね。

梅の仕事が始まるちょっと前の時期に家人の高校友人より

カリカリ梅をいただきました。なんと2人の男性お手製です。

仕込んでいる姿を思うと有り難さが増します。

食感がいいです。爽やか。ぶるりとくる酸っぱさあり。これでこの夏、凌ぎます。

見かけもなんとなく可愛らしいの。つるんとして。

大事に大事にいただいております。